警護は大きく4つ、同行警護班、先着警護班、調査班、車両班に分けられ、各々複数人でおこなう場合はチームとして活動します。
大統領等の公的警護になるとCAT等も加わりますが、国内の民間警護では配置出来ない為、省きます。
同行警護とは、一般の方々がイメージするボディーガードそのもので、対象者の直近で警護をおこないます。
先着警護とは、対象者の訪問先等に先回りしてチェックをおこない、受け入れ体制を整えます。
調査班は同行、先着チームより距離を取り、監視の有無、訪問先において盗聴盗撮機器、爆発物等の不審物の確認等を行います。監視を確認した場合、逆監視をおこなう為、黒子に徹することになり、対ストーカーに効果的ですが、人員の関係で先着が兼ねるケースが殆どです。
車両班はドライバー兼車両の安全確保をおこないますので、基本的に車両から離れることはありません。要人警護の場合、ハイヤーを利用するケースが多い為、車両の安全確保が重要となり、他のセクションの警護員が兼ねるケースが殆どです。
基本的に全てのセクションをこなせるのが、警護メンバーに加わる条件です。
予算的なこともあり、民間では1名〜3名の警護員が配置されるケースが殆どで、同行警護と先着警護の2チームに分かれ、調査は先着警護員(班)が兼ねるケースが殆どです。
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